ゆかた授業と浴衣を着物風にしたコーディネート

学校での ゆかた授業

毎年この時期は、「和装教育国民推進連合会」の中学校・高校への「ゆかた授業」に参加をしています。

「伝統文化の伝承を学校教育の中で行うことにより、日本文化・和の服飾文化の振興と発展を図ること」を目的にしているこちらの団体。

私は所属をして今年で3年目になりますが、授業の前日はいつもワクワクして、なかなか寝付けません(笑)

なぜ、この活動に参加をしようと思ったのかというと「伝統文化を次世代に伝えたい」という思いが年々増えたからです。

どんなに良いと思っていても、素晴らしいと感じていても、それが伝わらなかったら、引き継がれなかったら、いずれ無くなってしまう。

私は今30代ですが、祖母→母→私の世代になるにつれ、着物を着る人・持っている人が少なくなっていることを実感していますし、実際に着物市場規模は1989年(平成元年)は約1.5兆円であったのに対して、2018年(平成30年)は2,875億円、そして2023年は2,240億円まで減っています。

参考資料:https://status-marketing.com/20211026-4230.html

参考資料:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3538

「このままだと、どんどん着物は遠ざかってしまうのではないか」そう思った時に「少しでも自分に出来ることがあれば」と思い、 ゆうきもの の徳山先生からご縁をいただき、この活動に参加をするようになりました。

この授業を通して「和装って楽しいな」と感じでもらえたり、心のストックの一部になって、いつか時がきたときに「そういえば昔、ゆかたの授業があったなぁ」と思い出してもらえるような時間になれたらと、個人的にそんな思いを持って授業をしています。

色々な学校へ伺って、沢山の生徒さんや先生方と出会えたり、行ったことの無い土地に行けることも、とても楽しいですよ。

もし、活動に興味を持たれた方がいましたらいつでもご連絡やお声がけくださいね。

この日の授業では、撫松庵さんの百合柄浴衣を着物風に着てみました。

綿素材なので、着付けの時にバシッと生地が決まる安心感が凄い!

帯は華詩織さんの博多織の半幅帯。

さすが正絹博多織!(正確にはポリも入っていますが)と感動する、結びやすさと形状記憶。

授業の時は「文庫結び」と決まっているのですが、柔らかい帯だと形が崩れてきたり、伊達締めが見えたりすることもあるのです。

しかーし、これは全くそれがありません。

どんなに動いても崩れずに、綺麗なハリがあるので授業の時は正絹配合の半幅博多帯にしています。

コチラの記事 で書いたのですが、何かを揃える時は私の場合「パーソナルカラーに合った色の、①白系②黒系」から買うことが多いので、華詩織さんの博多帯も2色持ち。

手持ちの着物や浴衣にもよく合うので重宝しています。

ロイヤルブルーの色無地着物コーデで合わせた帯揚げは、恩師ヒメノルミ先生の「 おかっぱ印の水玉帯揚げ>>ネットショップはコチラ

帯結びは、ayaayaさんの「帯結ばない帯結び」です。>>ネットショップはコチラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました