竹生島や琵琶湖へ。仲秋の滋賀着物旅(着物旅行)!雨の日に着物旅行へ行く時のコツと着物コーディネートもご紹介

着物旅・着物旅行

先日、家族で滋賀県へ行ってきました。

実は祖母の供養も兼ねて、今年から始めた「西国三十三所巡礼」

自宅から遠い所のひとつが、滋賀県は琵琶湖に浮かぶ竹生島の 宝厳寺(ほうごんじ) なのですが、船で行かないと辿り着けない所なんです。(船は事前予定 が断然オススメ)

「これは、日帰りでは難しいな…」と思っていたところに、タイミング良く高島市に行く予定が出来たので、ここぞとばかりに家族を道連れにして行ってまいりました。

船に乗り、30分程で到着。

窓からの景色も幻想的でした。

宝厳寺へは、なかなかにヘビーな角度の階段165段を上らなければなりません。

連日雨予報だったこともあり、洋服にするか悩んだのですが……予想雨量&風速と にらめっこをした結果「雨泥ウェルカムコーデ」で行ってみることに。

身軽が好きなタイプなので、なるべく雨コートを着ずにいられるコーデにしています。

着物コーディネートの詳細は

・濃い目の色のセオα着物(浴衣)

→濃い目の色で汚れても目立ちにくく、セオα(ポリエステル)生地なので、濡れてもOK、すぐ乾く。

・ポリエステル混の博多織半幅帯

→天気予報が小雨だったので「帯はそんなに濡れないだろうな」と思い、ポリ+正絹の帯に。結び方は「カルタ結び」。ちゃちゃっと結べてとっても時短、後ろはフラットなので椅子の背もたれにも寄りかかれ楽ちんです。

私は 小野織物さんの博多織が好きで、何本か持っています。和洋を感じるデザインと、合わせやすい色使い、そして締めやすいところがお気に入り。

こちらのデザインも最近購入をしました。

「濃色・淡色・中間色」を持っていると、とても便利だと思います。

パーソナルカラーに合わせると、よりコーデもしやすいかも。

・洗える2部式襦袢(裾除けは東スカート)

→こちらも濡れてもOKなポリエステル。

風が少し吹いていたので、足が見えにくいように、裾除けは東スカートで。

・すげ穴(草履底の穴)無しのゴム底草履+つま掛け(雨用カバー)

→すげ穴が無いので雨が染み込まず、ゴム底なのでグリップ力もある為、雨や多少の雪でも安心感有。こちらも汚れが目立たない黒系で。

つま掛けは「美人のつま先」という商品です。

コンパクトなので、雨予報の時は持ち歩いて、必要な時につけることができるので便利。

・大きめの傘

→いつも持ち歩いている、コンパクトな雨晴兼用の傘はお休みをしてもらい、直径120センチ程の傘にしました。すっぽり覆われるので良き。

中秋の名月が近かったので、自分で作った七宝焼の月モチーフの帯留めもしてみました。

宝厳寺への階段は、思っていた以上に上りやすく、セオα生地の着物(浴衣)で濡れてもサラッと乾く為、着物でも問題なくお参りをすることができましたよ。

「着物で竹生島に行ってみたいな」と思っている方がいらっしゃいましたら、是非挑戦をしてみてくださいね。

竹生島は、仏教の「仏」と神道「神」を融合する「神仏習合」の聖地とされているそうで、島内にお寺と神社が隣接しています。

かわらけ投げは 都久夫須麻神社(竹生島神社) ででき、鳥居をくぐれば願い事が成就すると言われているのですが……

私は見事に!鳥居の少し前に着地。そこそこ惜しかった。

その他、国宝「唐門」や、重要文化財の「舟廊下」などもあり、見どころ満載です。

泊まったお宿は 福田屋 さん。

目の前が 琵琶湖!最高!

歴史とロマンがギュッと詰まっていながらも、キレイにリノベーションをされており、個人的にとても好みのお宿でした。

囲炉裏があったので、息子と鬼滅の刃ごっこをしたり、持参した野点セットで抹茶を点てたり。

お料理も地産の物が多く、和と洋の融合も楽しく美味しかったです。

波の音、鈴虫の声、彼岸花。

自然の豊かさと季節を感じた滋賀旅行でした。

インスタにも動画をのせていますので、よろしければ是非。

コメント

タイトルとURLをコピーしました