5月の着物旅はセオαで 新緑がキレイな三重着物旅行記

着物旅・着物旅行

新緑が綺麗な季節になりましたね。

我が家は、先日のGW(ゴールデンウィーク)に三重県に行ってきました。

今回も着物と野点セットを持って行き、着物&野点旅も満喫。

今回は、そんな「初夏の三重ー志摩・桑名ー着物旅行記」です。

私は来年から、この時期からのセオαを解禁することになるでしょう。

5月 初夏の三重ー志摩・桑名ー着物旅・スケジュール

1日目は、志摩市へ。

市全域が伊勢志摩国立公園に含まれている自然豊かな地域で、大好きな場所のひとつ。

リアス海岸や養殖真珠で有名な英虞湾(あごわん)。大小さまざまな島や入り組んだ海岸線、海はもちろんのこと、夕日や星空もとても美しかったです。

先日のプラネタリウムでの知識が早速役に立って、みんなドヤっていました(笑)

宿泊先は COVA KAKUDA (コーバ カクダ)

元々は真珠養殖の工場(コーバ)をリトリートホテルとして再生されたところで、部屋から海まで1秒!の飛び込み放題系宿。

*お部屋からの飛び込みは多分NG

波もとても穏やか。

お料理は和食をベースにしながらの創作系で、バジルやニンニク、トマトなども使われていて好みの味付けでした。

特にお魚が美味しかったです。流石伊勢志摩。

海無し県出身(群馬)、海無し県在住(奈良)の生粋の海無し県人として、新鮮で美味しい魚は幻の食材であります。美味しい魚介をいただけて幸せでございました。

また志摩市には「天の岩戸」という、天照大御神が隠れたという伝説がある洞窟があり、水穴から湧き出る岩清水は名水百選にも選ばれているそうですよ。

参拝の帰りに、何と!尻尾の青いニホントカゲ(虹色トカゲ)の幼体に出会うことができ、息子が大興奮。

緑が豊かで、とても癒されました。

志摩市の着物旅、動画も撮りました↓

翌日は、桑名市へ。

宿泊先は MARUYO HOTEL(マルヨ ホテル)

現代アートとアンティークが混在する素敵なところでした。

こちらでは朝食をメインにいただきましたが、サックサクのクロワッサンに、その場で絞るオレンジジュースなど地産地消のこだわり食材が沢山で美味しかったです。

スタッフのお姉さんもとても面白く、楽しい旅の時間を過ごすことができました。

そして、近くにある 六華苑(ろっかえん) にも。

こちらには、国の重要文化財や名勝にもなっている和洋館&庭園があります。

元々は、資産家で実業家の諸戸清六(2代目)が、なんと!20代の若さで大正2年に造った邸宅。とんでもなく広い!かくれんぼ し放題!!

明治から大正にかけてよく見られていた和風建築と洋館が並んでいる「和洋館並列型」という建ちかたが印象的でした。

和風建築と洋館は、このような感じでくっついているんです。ビックリ。

桑名市の着物旅動画はコチラ↓

あと、桑名市は「はまぐり」がとても美味しかったです!あんなに濃厚で美味しい出汁が出るとは。

翌日も はまぐりを食べるほど、その美味しさに感動した桑名旅でもありました。

1泊2日の5月 初夏着物コーディネート

天気予報を見て「袷の着物だと暑いかな?」と思ったので、濃い色のセオα浴衣を単衣着物として着用。

ちなみに、着物を着た日の気温は、志摩市22℃・桑名市26℃でした。

着物:蛍暈し黒セオα浴衣 着物風に着用

帯揚げ:セオα二色ぼかし マゼンタ×グレー

三分紐:ラズベリー&シルバー 2本使い

帯留め:コットンマベパール オーロラホワイト 2個使い

草履:レース草履 グレー

バッグ:イタリアンカーフの2wayバッグ

以上全てGABI >>オンラインショップはコチラ

名古屋帯:リユース

足袋:ストレッチ足袋

草履は、2015年に作ったものをリニューアルしました。

とても気に入って愛用していたのですが、ついにビニールコーティング部分が剥がれてきてしまい…。高さや鼻緒は、GABIの白草履をベースにアップデート。

柄物は汚れが目立たなくてラクですね。

鼻緒も綿入りにしたので、肌へのあたりが滑らかです。

今回の旅行では洋服も着たので、着物1着と帯1本を持参。

パッキングは

①着物を3つ折りにする

②その上に帯を重ねる

③帯の半分に帯枕や紐類・小物類を重ねる

④半分に畳む

こうすると、着物や帯の畳みジワがマシになる気が…する…(笑)

それを、風呂敷に包んでスーツケースに入れて行きました。

小物類は、ジップロックへガサっと入れています。衿芯は折れないように、足袋に巻き巻きしてから着物クリップでとめて、インナーや補正系は別にパッキング。

草履はいつものように、鼻緒クッション(自作)をつけてから、シャワーキャップを被せています。

ちなみに今回、帯板は忘れました。あちゃー。

まとめ・振り返り

着物のルール的には単衣は6月からですが、年々暑くなる季節が早くなってきている昨今。

今年のGW旅行はセオαを解禁しましたが、とても快適でした。

お洋服で半袖を着られている方も多かったので、それもひとつの目安かもしれません。

4月下旬出店イベント「てらこやの春の会2024」の時も同じものを着ていたのですが、暑くもなく寒くもなく、とても快適でしたので、その時期からのセオαは有りだなと個人的に感じました。

「透け感の無い」デザインやお色もポイントかもしれません。

特にセオαは、デザインやお色によって透ける透けないが結構ハッキリとしていて、スケスケなものは季節を3歩くらい先取りしている感じが個人的にするので、透け感の無いものの方が良いのかもしれませんね。

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