着物で旅行の着物旅。夏の北海道編 5泊6日の持ち物・着物コーディネート・パッキング

着物旅・着物旅行

先月になりますが、5泊6日で北海道の洞爺湖・ニセコ方面に家族旅行をしてきました。

とにかく食べ物が美味しすぎて、顔もお腹も現在進行形でいつもよりパンパンです。

着物も持って行きまして、結果として洋服3日・着物3日と半々の日数で楽しみました。

今年の夏の北海道は、湿気や気温が例年より高めでしたが、それでも夜になるとヒンヤリして長袖の羽織を着ていたほど。

夏着物でも快適に過ごすことができましたよ。

今回は、そんな夏の北海道旅行での持ち物や着物コーディネートなどを記事にしようと思います。

*商品リンクも多いですが、実際に使ってみて良かった物や愛用品のみご紹介しています

はじめに、持ち物の優先順位を考える

旅行に行く際は、持っていける物の量がある程度決まっていますよね。

なので「どの持ち物が必要」で「なにを優先するか」を考えることは重要且つ、旅準備の楽しみのひとつでもあります。

なにを優先するかは人それぞれ。

私の場合は旅行の持ち物やコーディネートに関して、和装・洋装問わず

・場所を選ばず

・着回し力があり

・シワになりにくく

・雨が降っても大丈夫

なことを優先的に考えています。

あとは、以前の「旅先での野点セット」を紹介した記事と同様に

・なるべくコンパクトに

・出し入れが簡単で

・どんな旅館やホテルにもなじむ色やデザイン

も重要度が高いです。

5泊6日の持ち物

今回は宿泊先にランドリーがあったので、洗濯問題が無くとーーーっても快適!

長期旅行での洗濯物問題は、私にとっては重大なので(家族4人分…たまると多い…)こまめに洗濯乾燥ができて精神的にもとてもラクでした。

結果として、持って行っても着なかった服もあったので、もっと荷物を減らせそうです。

着物

今回の着物旅(着物旅行)でも洗える着物を持って行きました。

今回は

・洞爺湖に行くので、水をイメージしたブルー

・宿泊先やアフタヌーンティー会場のイメージでグレー

の小紋を。

旅行中に雨が降ったり、草むらや水辺にも行ったりして汚れた部分もあったので、洗える素材は便利でした。

お色違いはコチラ↓

帯も洗えるポリエステル生地で、レースの名古屋帯のみ。

お色は、どちらの着物にも合うアイボリーを。

草履

草履は白草履一足で。

こちらの記事 でご紹介をしたレース草履も気に入ってよく履いているのですが、かれこれもう8年ほど前に作ったものなのでそろそろ寿命に。

今回はこちらの白草履を持って行きました。

スーツケースに入れるので、頑張って鼻緒キーパーを自作!

今までこういったものは使ったことがなかったのですが、あるとやっぱり便利ですね。

鼻緒のかたちをキレイにキープしてくれていました。

そして、100均のシャワーキャップをカバーがわりにして、スーツケースへイン!

帯揚げ・帯締め

以前の反省を生かし、今回は小物系を多めに持参。

「何色を持って行こうかな?」と悩みましたが、結果的に

赤・青・黄・無彩色系統 の4色に。

グレー×アイボリーのレースのものは、2015年におこなった個展で作った思い出の品。

レモンカラーのものは、サンプル品です。

その他の二色ぼかし帯揚げは、オンラインショップで販売中。

二色ぼかし帯揚げご紹介ページ

三分紐も同じ色味の4色を。

こちらのコットンマベパールの帯留め、三分紐も共にオンラインショップにて取り扱い中です。

コットンマベパールの帯留めご紹介ページ

三分紐ご紹介ページ

我が家の場合は、前日や当日に観光先を選ぶ事も多いのですが、この4色系統があれば観光先のイメージカラーコーディネートも大体できる気がします。

使わなかった小物もありますが、当日の気分でコーディネートを組むことがあるのでその時の選択肢が増えたことが楽しかったです。

半衿・足袋・帯板

半衿は白の絽の生地で、元々付いていたものを使用。

また、よく歩く日の足袋はストレッチ足袋を着用することにしています。

簡単に脱ぎ履きできて、のびるのでラクチン。洗濯後の乾燥も早いです。

帯板は、折りたたみのものを。

使用感はどうかな?とここ数ヶ月ずっと使っていたのですが、適度な薄さで使いやすいです。

ただ、夏場は蒸れやすいことと、折りたたみ部分が波状にカットされているので、後から帯板を入れようとすると生地の引っ掛かりが気になりました。

洋服

出発日・帰着日は黒のロングワンピース+羽織、その他アクティブに動く1日は白のトップス+羽織にグリーンのパンツを合わせました。

ロングワンピースは締め付けが無くゆったりと着られるので飛行機内でも快適に過ごせます。

また、フォーマル な場にも着ていけるので着回し力も二重丸。

その他にトップス・ボトムス・羽織をそれぞれ1枚ずつ多めに持って行きましたが、着ることはありませんでした。

黒のスニーカー、ベージュのエナメルパンプスを持って行きました。

洋服の日は、ほとんど黒のスニーカーを履いていましたが、ドレスコードがあるところに行ったり、少しオシャレをして行く時にヒールのある靴はいいですね。

エナメルなので多少の雨でもOK、色もベージュ系なのでどんな服にも合います。

バッグ

ノートパソコンが入るA4サイズのバッグ、ショルダーにもなるバンブーハンドルバッグ(完売品)、そして数寄屋袋(クラッチバッグ)の3つを持って行きました。

奥のA4バッグはフェイクレザーなので、2年ほどで買い替えながら、かれこれ5年ほど愛用しています。お色はグレーです。

ショルダーにもなるバッフは、バンブー=竹で、和の雰囲気もあり洋装にも和装にも合うこと、ナナメがけにもできるので両手が使える点もグッド。

数寄屋袋のお色はグレージュです。クラッチバッグ代わりにもなるので、和服にも洋服にも合わせていただけます。

数寄屋袋ご紹介ページ

お揃いのバイカラー懐紙入れも常に持ち歩いています。

懐紙は、メモ帳代わり、ポチ袋、紙皿などなど色々とお使いいただけるので、とても便利です。

懐紙入れご紹介ページ

アクセサリー

パールのイヤリング2個とシルバーのネックレス2個を。

5泊6日の洋服&着物コーディネート

1泊2日の着物旅(着物旅行)での着物コーディネートは、今回表にしてみました。

良かった点・改善点

良かった点

◯小物系を増やして持って行った

この時 の反省をいかし、今回は帯揚げや帯留め、三分紐等の小物系を増やして持って行きました。

小物が変わると着物コーディネートの雰囲気が変わる気がするので、持って行ってよかったです。

改善点

◯草履の色を柄物か黒系にしたらよかった

今回の着物旅(着物旅行)では、白の草履を持って行きました。

歩きやすさ抜群なので、足が疲れることは全く無かったのですが、そこそこアクティブに動いた(沼地やら湖やら)ので、汚れてしまいました。

お手入れをしたらいいだけの話なのですが、より気楽に着物旅をするとしたら、柄物や黒系の草履の方が私には合っているかもしれません。

◯帯がもう一本あればなおよし

名古屋帯一本のみで今回は過ごしましたが、もう一本あると、よりコーディネートの幅が広がりそうです。

半幅帯だとあまりかさばらずに持って行けそうなのでいいかもしれません。

あとは、この時 のように巻き方によって出る色が変わる帯だと1本で2デザイン出来るので便利そうです。

5泊6日のパッキング方法

今回は、1泊2日の時よりも持ち物が多くなった分、場所もとりました。

着物関係の持ち物はこのような感じ(+インナー系)に。

数寄屋袋の中には、型崩れ防止も兼ねて小物系を入れてパッキング。

帯はなるべく折り目がつかないように、着物を包む風にして、着物関係・小物関係とそれぞれ風呂敷に包みます。

1泊2日の場合は、いつも使っているキャリーケースに子どもたちの物や着物も含めて全て入るのですが、今回は半分を着物がしめました。

なので、キャリーケースを2つにして持って行きました。

最後に

・いかに荷物が少なく

・その中で、複数のコーディネートが楽しめるか

というのは、私の中の課題であります。

まだまだ工夫が出来そうな着物旅(着物旅行)。

試行錯誤を楽しみながら、自分なりのベストな方法をこれからも見つけていきたいと思います。

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